2007年09月12日(水) 01:29
住宅非破壊検査
Duluth,Minnesota
NDT WOOD 2007

●スペリオル湖北岸 2007/09/12

●Limnological Research Station,
University of Minnesota Duluth
ミネソソタ大学 陸水学研究施設
2007/09/12
周りの樹木や建造物の地下室で
木材非破壊検査の実習が行われた
スペリオル湖北岸
Brighton Beach で
200年前の木造建築を
非破壊検査するための
実地研修の際に
ある日本人研究者から
面白いことを伺った。
非破壊検査の目的は
欠陥を発見するのではなく
品質の完全性INTEGRITYを
証明するためなのです。
眼からウロコが落ちた。
リフォームしながら
住まいを使い続ける国と
自力で建替えを繰り返す国との
哲学の違いを痛感。
そういえば昨晩の
Banquetも鉱山王の
伝統的豪邸で行われた。

●外観検査Visual House assessment 200709/12
ハンマーとドライバーと人間の目、耳だけで
かなりの情報を収集できる。
使えるものは総動員したい。

●FAKOPP microsecond timerによる構造材の
弾性波伝播時間計測 2007/09/12
水廻りや空気中の水分が集中しやすい
地下室の天井梁材は腐朽がよく見られる。
目視検査の後打診し音波伝播速度計測で
確認する。

●FAKOPP Microsecond Timer
通常Stress Wave Timerとよばれる測定器で
世界中にメーカーが多数ある。
使い方は:
Transducer トランスヂューサー
(先端のとがった送信子と受信子)を
梁や柱の両側面に突き刺して固定する。
ハンマーで送信子をたたく。
ディスプレイに表示された伝播時間
(マイクロ秒値)を読みとる。
2点間の距離をこの伝播時間で
割れば速度が求められる。
V=distance/time
きわめて簡単な現場用検査具。

●FAKOPP社トモグラフ 2007/09/12
ハンガリー ファコップ社の
音波トモグラフFAKOPP 2D
原理はPiCUSと同じである。

●フランス製 超音波伝播速度計
SILVATEST Duo
木材中の超音波伝播時間計測器で
構造材中の伝播時間を計測し材の
堅さを推測する。

●生立木の電気インピーダンス診断実演
PICUS Treetronics (上)および
弾性波断層画像診断
PiCUS Sonic Tomograph PICUS-12 (下)
Argus Electronic GmbH Germany 2007/09/12
PiCUS Sonic Tomographは2000年に
ドイツ優秀技術賞を受賞した製品で
幹の周りに多数打ち込んだ釘にセンサーをつなぎ
各センサーをハンマーで打撃してセンサー間の
伝播時間を計測演算してPCソフト上で2次元
カラー画像にかえるもの。生体診断用のX線CTと
原理は似ている。乾燥した木材と細い枝に
使えないのが短所であるが、計測可能直径は
弾性波の届く限りほとんど無限である。

PiCUS Sonic Tomgraph &
Treetronics比較画面
2007/09/12

●Resistographによる構造材の腐朽診断
2007/09/12

●ドイツIML社のレジストグラフの実演
直径3mmの穴は残るが材の硬軟分布が
リアルタイムでワックスペーパーに
印刷される便利なアナログ計測機だ。
日本には12年前から導入されている。
米国ではシロアリ検査にも使われている。
PiCUS音波トモグラフと共用すれば
相乗効果でより正確な結果が得られる。

●Resistograph波形グラフ
Duluth Minnesota 2007/09/12
ワックスペーパー上の波は材の硬さを表示している。
この柱の年輪があらわされている。

Dinner at Brighton Beach,
Duluth Minnesota 2007/09/12
バーベキューであるが
いわゆるディナーである。
いい勉強になった。
参加者は
米国・中国・韓国・日本・インドネシア
ハンガリー・ドイツ・スイス・スペイン
ブラジル・ペルー・カナダから・・・
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